フジロック・その1
ふー
じー
ろーーーーーーーーーーーーっく!
世界で一番クリーンでピースな夏フェスとして名高いフジロックフェスティバル’12に行ってきた。
去年は雨にたたられまくってこごえ、泣き叫び、疲れ果てたのと打って変わり、
今年はまったく雨の降らない快適ぶりで満喫満喫。
しかし目玉があまりにも大きすぎて混雑ぶりも半端なかった。
3日通し券が売り切れ、すべての一日券が売り切れるなど。
その1は1日目に見た人たちを。
日本のヒップホップグループ。美メロなバックトラックに社会へのいいたいことがのるかんじ。
しかし突然TVカメラに向かって政治の無能さを歌い始めたときはびびった。そして歓声をあげる民衆。
まじめな兄ちゃんだなーという感想。ボスかっこいいよボス。まったくトラックのリズムに乗ってないリリックがなんとも。
あまりにツボにはまってしまい、会話に空白部ができる度、ツレにヒップホップ調で会話するという遊び覚えた。
○The Birthday
ミッシェルガンエレファントのチバがやっているバンドということでチラ見。
あのチバユウスケがちゃんと歌を歌っているというのがおもしろかった。
まあいいんじゃないでしょうか。
今日のめあてその1。日本のテクノ?ロック?そんな感じのユニット。
小室哲哉っぽい人がキーボードとギターをやり、イケメンがギターとボーカルをとる二人組。
全篇英語詞で、曲はつねにバキバキノリノリしている。
二人ともフライングVをもっているところとか、わかりやすいバキバキ感とか凄い中二病でよかった。一周回ったかっこよさだな!
はじめは座っていたんだけど、思わず前に行ってぴょんぴょんとびはねてしまった。
なんだかんだ言って1日目ベストアクト。
○BEADY EYE
つまりはノエルのいないオアシス。
オアシス時代の名曲「ロックンロールスター」をカバーしたときに、
グリーンはおろか、その先のトイレまちの行列とフードコートにまでどよめきがひろがったときの衝撃はきっと忘れない。
○OCEAN COLOR SCENE
今日のめあてその2。イギリスのロックバンド。美メロの曲はコーラスが美しく、ロックごりごりな曲は黒っぽくてかっこよかった。
ジョンレノン、ほんと好きなんだろーなー。
今年はこのバンドをみるためだけにここに来た、といっても過言ではない。
というか、まさか生きているうちに見られることがくるとは思わなかった。
それぐらいの幻のロックバンド(@英国)
たった2枚のアルバムをのこして16年前に解散した。
浪人生の頃、毎日のようにアルバム「ストーン・ローゼズ」を聞き、リアルタイムで見たかったと感じていたバンドのひとつ。
ジョン・スクワイアのギターは生で聴いてもキラキラしていて、
レニマニのリズム隊はかっこよくうねうねしていた。
イアンのボーカルは中居くん並のハラハラ感だった。なにもいうまい。
いや、それでこそローゼズなんだ多分。
インスト部分がどの曲もやったら長いのだけれど、それをライブでそのまんまやっていて大変よろしかったかと。
なにはともあれ、この人たちを聴けただけで苗場来た甲斐があった。
しかし、1日目が終わって途方に暮れた。「私、明日から何しよう・・・」
どうなる2日目。
つづく