晴れの国へ・その1
岡山に住んでいる友人に会いに行った。
7日の昼下がり、東海道新幹線に乗って岡山へ。3時間たらずでいけるのね。近いなあ。
東京土産を、と思いつき、即座に迷いもためらいもなくAKBのパステルサンド(いちご味)を購入。
寝たり本を読んだりしているうちに到着し、倉敷で先発隊と合流。
市街地の中にあるにぎわっていておいしそうだったダイニングバーではらごしらえ。
皆、酒を一杯しかたのまず、ひたすら食に励む。
30も近い大人がグラタンやコロッケやらを取り合う様は相当大人げなかった。(私と唯一の男子Hだけ)
乱闘中、来ることができなかった友人Sがなにを思ったか、
岡山に来ている全員にメールを送ってしまったのをいいことに、ひとしきりメールで遊びつつつまみの取り合いが続く。
その後夜景を見るべく街歩き。
美観で有名な倉敷、はじめておりたったのだけれど本当におもむきのある街だった。
街の建物すべてが白い壁と黒い石垣で作られていて、かつての城下町がそのまま真空パックで保存されているような町並み。
徹底的に統一しているのだけれど、観光地によくある安っぽい作られた感がまったくない。
この本物感はどこからきているのだろうと思い、調べてみると江戸時代は天領で商いの結構な中心地だったという。
どおりで。
そして友人宅へ。
道すがら東京ではもう見られないような下宿を見つけたので、観察しながら歩いていたらガードレールにけっつまづいてしまった。
派手に転び、ひざは血だらけ足は内出血というとんでもない状態に。
「これがホントのブラッディーメアリ・・・」
とつぶやきつつ命からがら到着。
皆それぞれ動き回った一日だったため泥のように眠る。
二日目に続く。